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ビジネスコラム | BUSINESS COLUMN

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Webサイト構築のポイント2 ~利用者の視点を持つ~

今年もあと少しで終わりますね。
本年中は大変お世話になりました。

さて今回は前回に引き続き、効果を上げるWebサイトを構築するためのポイントを考えます。

今回は、タイトルにもある「利用者の視点」という切り口で考えてみます。

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企業のWeb担当者さまへ「Webサイト構築のポイント」

今回は、いつもコンサルティングさせていただく私のお客さま(企業Web担当者さま)にお話差し上げていることを書かせていただこうと思います。
どうやったらより良い結果が出せるWebサイトを構築できるのだろうか、という事をまとめたものです。


最近では、インターネットマーケティングにまつわる用語が山のように出てきて何がなんだかよく分からない状況です。
SEO、SEM、UGM、LPO、SMOなどなど上げたらまだまだ出てきます。わざと話をややこしくしているんじゃないかと思うぐらい用語が次から次へと出てきて、本職の私も覚えるのが大変です。

でも、こういった用語を覚えなくてはいいWebサイトを構築することが出来ないのでしょうか。
このような用語を使って小難しい考え方を実現させる力がなければ、成功するWebサイトは公開できないのでしょうか。

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サーチエンジンマーケティング(SEM)は万能か

SEMという言葉をご存知でしょうか。
「Search Engine Marketing」の頭文字をとって「SEM」だ、ということをご存知の方も多いと思います。
昨今、まるで救世主かのごとく巷を席巻しているこのアルファベット3文字。果たしてどれほどの効果があるものなのでしょうか。

それを考えるに当たって、まずは「SEMとは何なのか」ということをおさらいしてみたいと思います。


※事前に以下の用語の意味に目を通しておいていただくと、本文を分かりやすく読んでいただけます。

マーケティング
企業が収益を上げるための一連の仕事。製品開発、価格設定、プロモーション、流通など全てを総括する言葉。販促だけをさす言葉ではない。

プロモーション
消費者に対し製品やサービスに対する意識や関心を高め、購買を促進するメッセージを発信すること。消費者とのコミュニケーション。


SEMとは何か

SEMについて、一般的には「検索エンジンを広告媒体として利用したマーケティング戦略」という説明をされることが多いようです。

そして一般的な「SEM」で行う対策ですが、
・検索結果連動広告の出稿
・SEO
が具体的内容となります。

検索結果連動広告への出稿は、ほとんどの場合、Yahoo!のOvertureであったり、GoogleのAdWordsであったりに広告を出稿することをさします。
キーワードによってどの程度の効果があるか等、効果測定が行いやすい仕組みになっていますので、一見非常に効果的に見えます。

SEOは「Search Engine Optimization(対検索エンジン最適化)」というもので、Webサイトを検索エンジンに評価されやすい構造とコンテンツで構築し、結果としてできるだけ検索結果上位に表示されるようにするというものです。

上記の2つのことを行うことが、少し前まで一般的にSEMと呼ばれていたものの実態です。


SEMは全てのケースで効果的なのか

これが今現在果たして、本当に全てのケースにおいて、強力なプロモーションの手法となり得るかという点においては、非常に疑問が残ります。

まず、検索結果連動広告。
昨今のSEMの流行によって、主要なキーワードには競合が多数群がることとなり、よほど絞ったキーワードで広告表示を狙っていくか、広告費用をある程度見込むということを行わなければ、もろ手をあげるほどの効果は期待できなくなってしまってきています。
今現在では、需要がニッチであればあるほど、費用対効果が高くなる傾向になってきていると私は感じています。

次にSEOです。
SEOに関しては、間違いの無い対策を採ったリニューアルをきちんと行い、状況に応じて定期的なメンテナンスを行うことによって、ある程度効果的な対策になると感じています。
これまでの経験では、やった場合とやら無い場合では明らかにアクセスの量と質が異なってきているようです。
ただし、SEOで即座に劇的な効果を求めることは難しいケースが多いです。
また、Googleのエイジングフィルターの問題などを計算した上で対策を行う必要があり、検索結果連動広告との併用を考慮する必要があります。
もちろん劇的な効果を出す手段も無いわけではありませんが、そういった手法は「検索エンジンスパム」とされる場合がほとんどのため、弊社ではお勧めもしませんし、行っていません。


ランディングページ最適化(LPO)

上記のような課題が1年ほど前から出てきたこともあり、SEM専門の業者さまでは「LPO」という切り口のサービスをSEMのもう1つの切り口として前面に押し出してきておられます。

「LPO」とは、「Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)」というもので、広告をクリックした際に次に表示されるページを最適化し、ユーザーをサイトにひきつけて目的の達成率を向上させる、という考え方です。
広告から来たユーザーが最初に目にするページを広告の内容に合わせて別途に作成し、うまくサイトに誘導するというLPOの手法は有効です。
この手法をとる場合は、広告とランディングページとサイト全体とを別のものとして考えるのではなく、1つのものとしてとらえ、しっかりシナリオを描いておく必要があります。

ただし冷静に見た場合、結局「検索エンジンをユーザーとのコンタクトのスタート地点としたプロモーション」から少し守備範囲を広げただけの手法に過ぎません。
メディアとしての検索エンジンが飽和しつつある現在、LPOも全てのケースで劇的な効果をあげる最終兵器としての活用は難しいのではないかと考えます。


もう1歩踏み込んだプロモーションを

本稿をお読みいただいてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今現在世間に広まっている「検索エンジンマーケティング」という言葉が表しているものは、マーケティングではなく、検索エンジンを利用したプロモーションの手段にすぎないと私は考えています。

「マーケティング」という単語に惑わされがちになりますが、製品やサービスのWebを活用したプロモーションを考えた場合、「検索エンジンだけを使ったプロモーション」にこだわる必要は全くありません。

確かに検索エンジンを利用したプロモーションで確実に成果が出せる場合もあります。
しかし、「検索エンジンマーケティング」にこだわり過ぎても良い結果が残せるとは思えません。
Webを活用したプロモーション活動においては、まだまだ他に取れる方法はたくさんあります。

ですから、これからは「検索エンジンありき」という発想ではなく、Webサイトを中心としたプロモーションの中で顧客とどのようなコミュニケーションを行っていくべきかという広い視野をもって、様々な可能性を考えていく必要があります。

これまでのメディアの活用も有効な手段ですし、消費者のWebサイトやBlogなどを活用する方法もあります。
日本においては特に、携帯電話をどう利用していくかということも重要な課題になるでしょう。

これらの具体的なアイデアや実例については、弊社ブログ「アジャピー」の私が担当するカテゴリーをご覧頂くか、また別の機会に書かせていただくものをご覧いただければと思います。



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