誰かが言った。人生の悲劇は2つしかない。
昨今の経済危機からか、はたまた映画の公開か近いからか、
大型連休中(NHKらしい言い回しで)に
ドラマ「ハゲタカ」が3日連続で再放送しています。
近年、これだけハマったドラマはほかにはありません。
と言うか、これだけ骨太なドラマはなかったと思います。
「誰かが言った。人生の悲劇は2つしかない。
ひとつは、お金がない悲劇。もうひとつは、お金がある悲劇だ」
脚本、配役、演出、撮影(特に照明)、音楽、
どれをとっても、いや、どれが欠けても
これだけ完成度の高い作品はできなかったでしょう。
プロデューサーに感服です。
海外を含めて数々の賞をとっているみたいですが、
納得ができます。
わずか200万円の融資を貸し渋りしたために
工場主を自殺に追い込んだ純粋な若手銀行員が
アメリカへ渡ってファンドマネージャーとして成功し
日本にハゲタカファンドとして舞い戻ってくる。
その元の上司が企業側の銀行員として対決。
しかし、良心と宮仕えとの狭間に苦悩し、
銀行を退職してターンアラウンドマネジャー(企業再生請負人)として再出発。
そこでも、ハゲタカファンドと対立。
ハゲタカに狙われる企業もリアリティがあり、
バブル時に事業を拡大しすぎた老舗旅館。
会社を私物化して大赤字でも居座る名物女社長。
古き良き天下一家の日本型経営に行き詰まる大手電機メーカー。
まさに、日本経済の縮図と言っていいストーリー展開です。
脇を固めるのが、
テレビの経済記者になった自殺した工場主の娘と
IT企業の社長に成り上がった乗っ取られた老舗旅館の息子。
(H君を彷彿させますね。モデルで間違いないと思いますが)
でも、最後はそのハゲタカとターンアラウンドマネジャーが
手を組んで本当のハゲタカ外資と戦うのですが、
それはぜひ見てのお楽しみということで。。。(^^)
でも、お金って、何なのでしょうかね?
たぶん、それは、紙幣でも硬貨でもなく
単なる「数字」ではないでしょうか。
私も億と言う額を動かしたことはありますが、
通帳の数字を見て、振り込み用紙に数字を書き込んだだけです。
(今にして思うと、一旦引き出せばよかったと後悔しています)
皆さんも給料日には
給与明細の数字が記入された
紙切れを受け取るだけではないでしょうか。
ということは、数字を引き寄せる術を習得すれば
自然とお金が集まってくるのでは。。
ドラマ「ハゲタカ」の終わりには
「嵐が丘」で有名なエミリ・ブロンテの「富は問題にならぬ」という詩に
音楽担当の佐藤直紀氏が曲を付けたエンディングテーマが流れます。
その一節
「いまの私の心をこのままにそっとしておいておくれ。
そして、ただ自由を私に与えておくれ」
数字にとらわれなくなった時、
あまたの数字が集まってくるのかも知れません。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞人人天女辰奈辰口急急如律令∞
☆面白いと思ったら、拍手代わりにクリック!
☆つまらないと思ったら、サンドバック代わりにクリック!
☆何も感じなかったら、気分転換にクリック!
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
■同人活動支援&コミュティサイト
ToMiCo(トミコ)
http://tomico.jp
■芸人さんをネットでオーダー
芸人市場ドットコム
http://www.geininichiba.com
■マンガ家と読者をネットでマッチング
マンガ市場ドットコム
http://www.mangaichiba.com